金管楽器

ヤマハ　スーザフォン

YAMAHA

ヤマハ　スーザフォンについて

ヤマハ スーザフォンとは

「スーザフォン」は大型のチューバを携行しやすく再設計した金管楽器である。伝統的なチューバが演奏者の前に下げて演奏するのに対し、スーザフォンは身体に収まりやすく、ベル（音の出る部分）が前向きに設計されていて、マーチングバンドや屋外演奏など“動きながら音を出す”シーンで威力を発揮する。

 

創業から多くの管楽器を世に送り出してきたヤマハは、このスーザフォンでもラインナップを整えており、国内外の吹奏楽やマーチングバンドに向けた安心のブランドである。

 

 

ヤマハのスーザフォンの歴史と技術

YAMAHA は1887年に楽器製作を始め、以来ピアノや金管楽器など幅広いジャンルで発展を続けてきた。

 

スーザフォンを含むマーチング向け金管楽器にも注力しており、軽量化や持ち運びやすさ、演奏時の扱いやすさなどを重視した設計がなされている。

 

特にモデルによっては管体に軽量素材を用いながら、遠くまで音を届けるベル形状や適切なボア（管の内径）、バルブ機構を整備し、マーチングバンドや野外演奏、移動演奏などに適した仕様となっている。

 

 

代表的なヤマハ スーザフォンのモデル

ヤマハのスーザフォンの代表モデルとして、以下のモデルが挙げられる

 

「モデル名 YSH-301」
このモデルは軽量化と演奏性を両立させたスーザフォン。ベルはABS製（直径663 mm）、ボアサイズは18.5 mm。管体はFRPで、バルブは3ピストン。軽さと携帯性を重視する奏者やマーチングバンドに適している。

 

「モデル名 YSH-411」
こちらは真鍮（イエローブラス）製のベルを持つ本格派モデル。ベル直径約660 mm、ボアサイズ18.5 mm、クリアラッカー仕上げで、豊かで深みのある音を得やすい仕様。マーチングだけでなくコンサートバンドや定点演奏にも対応できる高品位モデルである。

 

これらのモデルにより、奏者は用途や演奏環境に応じて選択肢を持つことができる。

 

 

スーザフォンの構造と演奏時の特徴

スーザフォンは、従来のチューバとくらべて、ベルが前向きに設計されているのが大きな特徴である。この構造により、音が前方に向かって飛びやすく、特に行進や屋外演奏において高い遠達性と聴き取りやすさを得ることができる。

 

また、スーザフォンの多くは肩や身体にかかるように構造が考えられており、動きながら演奏しても比較的安定する設計。演奏者の負担を軽減しつつ、一定の音量と音の到達を確保するというバランスがとられている。

 

特にヤマハのモデルでは、管体素材やバルブ機構、ベル形状などを工夫することで、「持ちやすさ」「音の遠達」「演奏のしやすさ」の総合バランスを実現している。

 

 

どんな人にヤマハ スーザフォンは向いているか

ヤマハのスーザフォンは以下のような奏者や状況に向いている。

 

  • マーチングバンド、ブラスバンド、行進演奏、屋外演奏を行う人
  • 移動や運搬が多い演奏現場で、軽量かつ扱いやすい楽器を求める人
  • 演奏中にベルから前方へ音を届けたい人、あるいは遠くの聴衆に音を届けたい人
  • 学校の吹奏楽や学生バンド、地域バンドなど、幅広く使える頑丈で信頼性のある楽器を探している人

 

特に軽量モデル（YSH-301）は負担を軽くしたい初心者や若手奏者にも優しく、真鍮製の重厚モデル（YSH-411）は音色や音量、深みを重視する中級以上の奏者にも満足度が高い。

 

 

中古や買取を考える人に向けたアドバイス

もし中古や買取を検討するなら、まずはモデル名（YSH-301 / YSH-411 など）と状態を必ず確認すること。スーザフォンはその構造からへこみや管体の歪みが起きやすいため、ベルの形状やバルブの動作、管の曲がり、隙間の有無などをチェックするのがおすすめだ。

 

また、搬送時のケースや把手の状態、マウスピース部の角度調整機構の有無、ネックやパイプの劣化も注意したい。信頼ある専門店や買取店であれば、こういったチェックポイントを把握しており、査定にも反映される可能性が高い。

 

 

ヤマハ スーザフォンを買取に出すなら

もしあなたが演奏スタイルの変化や整理を理由にヤマハ スーザフォンを手放すことを検討しているなら、まずはモデル名と状態を確認し、専門の管楽器買取店などに査定を依頼すると良いだろう。軽量モデル・重厚モデルそれぞれに需要があり、特にマーチングやブラスバンドでの使用歴があれば査定時のプラス要素になる。パーツやケースの有無・状態も評価に影響するから、付属品を揃えておくのがおすすめだ。

 

ヤマハの歴史あるブランドであること、そしてマーチングブラス向けに開発された信頼あるスーザフォンであることは、査定時にしっかり価値として見られる可能性が高い。

 

ヤマハスーザフォンは軽量モデルから真鍮の本格モデルまでありマーチングや屋外演奏に強く安心のブランド。モデル名と状態を確認すれば査定にも有利。

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お知らせNEWS

2025.12.16

拝啓　年の瀬を迎え、皆様におかれましてはますますご清祥のことと存じます。

日頃より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

 

誠に恐れ入りますが、弊社では下記日程にて年末年始の休業を実施させていただきます。

【休業期間】2025年12月25日（木）～2026年1月4日（日）

 

休業期間中にお寄せいただいたお問い合わせにつきましては、1月6日（火）以降、順次ご対応いたします。

至急のご連絡がございましたら、休業開始前までにお知らせいただけますと幸いです。

本年もひとかたならぬご支援を賜り、誠にありがとうございました。

新年が皆様にとりまして実り多き一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

来年も変わらぬご厚誼を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

敬具

2024.12.21

年末年始休業のお知らせ

拝啓　師走の候、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
平素は格別のお引き立てを賜り、心より感謝申し上げます。

さて、誠に勝手ながら、弊社は下記の期間を年末年始休業とさせていただきます。

【休業期間】
2024年12月25日（水）～2025年1月5日（日）

休業期間中にいただきましたお問い合わせにつきましては、1月6日（月）より順次対応させていただきます。お急ぎのご用件がございましたら、休業期間前にご連絡いただけますと幸いです。

本年中のご愛顧に深く感謝申し上げますとともに、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
来年も変わらぬお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。

敬具

2024.06.01

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