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ソニー α77 II カメラ本体

SONY α77 II

ソニー α77 II カメラ本体について

ソニー α77 IIの特徴と現在の中古市場


α77 IIはソニーが2014年に発売したAPS-Cセンサー搭載の一眼カメラです。AF性能や連写機能に優れており、特に動体撮影を重視するユーザーから高い評価を受けてきました。現在でも一定の人気を維持しており、中古市場では状態や付属品によって価格差が出やすいモデルです。

 

買取市場においては、使用状況の良好な個体に加え、元箱や充電器、ストラップなどの付属品が揃っているものは高めの査定が期待できます。反対に、バッテリーやファインダーに不具合がある場合は減額対象になります。

 

 

風景や建築撮影での実力


ソニーα77 IIは、高解像度と精密な描写力を活かし、風景や建築の撮影に適しています。2430万画素のAPS-Cセンサーを搭載しており、細部の描写に強く、空や山並み、街並みの質感まで忠実に再現することが可能です。

 

建築物や自然風景を撮る際には、水平・垂直のバランスを重視する構図作りが求められますが、本機には電子水準器が搭載されているため、構図の微調整も容易です。また、ソニー独自のトランスルーセントミラー技術により、ライブビューでの精確なフレーミングも実現しています。

 

 

 

活用する際の主なポイント


  • ・ISO感度は100〜200を基本に設定し、画質の劣化を最小限に抑える
  • ・絞りはf8前後で撮影し、画面全体のシャープさを確保する
  • ・ホワイトバランスはマニュアル設定にすることで空や緑の色再現が安定する
  • ・RAW形式での記録を行い、後編集での画質調整を柔軟にする

 

 

動きのある被写体を捉える能力


α77 IIの大きな強みは、79点のAFシステムと秒間12コマの連写機能です。この性能により、スポーツや子どもの運動会、あるいは野鳥の撮影など、動きの速い被写体にも確実に対応できます。

 

オートフォーカスは追従性に優れており、動きの予測が難しいシーンでもしっかりとピントを捉えることができます。AFのアルゴリズムはソニー独自のもので、被写体認識の精度も高く設定されています。

 

 

動体撮影における設定の工夫


  • ・AFモードは「AF-C」に設定し、連続フォーカスを有効にする
  • ・シャッタースピードは1/1000秒以上を確保してブレを防ぐ
  • ・ドライブモードを連写にして、一瞬の動きも逃さない
  • ・測距エリアを「ゾーン」に設定し、被写体の動きを広くカバーする

 

 

旅行用途での取り回しと安心感


α77 IIは、旅行用のカメラとしても一定の利便性を持っています。軽量とは言えないものの、グリップ性が高く操作系が整理されているため、長時間の使用でもストレスが少ない構造です。加えて、防塵防滴仕様が施されているため、天候の変化が激しい場所や湿度の高い地域でも安心して使用できます。

 

日本国内では鉄道旅や山岳地帯の撮影、または伝統的な町並みの撮影などに用いられることが多く、操作の安定性が高く評価されています。

 

 

旅行中におすすめの使い方


  • ・撮影モードは「A(絞り優先)」を基本とし、状況に応じて柔軟に調整する
  • ・バッテリーは2〜3本準備し、長時間の撮影に備える
  • ・ズームレンズ1本で広角から望遠までカバーする構成が理想的
  • ・設定はあらかじめユーザーモードに登録し、撮影中の手間を減らす

 

 

使ってわかる良い点と気になる点


ソニーα77 IIは、発売当初から多くの機能が注目されてきました。ただ、実際に使っていく中で「これは助かる」と思える部分もあれば、「少し気になる」と感じる点もあります。ここでは、そうした実際の使い勝手に基づいた特徴を見ていきます。

 

 

よく評価されているところ


  • ・連写が速いため、動きのあるシーンでもチャンスを逃しにくい
  • ・ピント合わせの範囲が広く、構図に余裕を持たせやすい
  • ・本体の作りがしっかりしていて、外での撮影でも安心できる
  • ・ファインダーの見やすさは秀逸で、晴天時でも構図が確認しやすい
  • ・手ブレ補正がボディ側にあるので、対応レンズの選択肢が多い

 

 

使っていて感じる弱点


  • ・サイズが少し大きめで、持ち歩くには工夫が必要になる場面がある
  • ・映像の記録はフルHDまでなので、4K画質を求める人には物足りない
  • ・画面がタッチ操作に対応していないため、設定変更が少し手間に感じることがある
  • ・マウント形式が将来的にどうなるか不安に思うユーザーもいる
  • ・連写後の処理時間がやや長く、テンポよく撮影し続けたい時に間が空くことがある

 

 

時代の転換期に登場した意欲的なモデル


ソニーのα77 IIは、長年続いたAマウントシリーズの中でも、完成度の高い機種として知られています。もともとはミノルタのカメラ開発から続く歴史をベースにしており、そこにソニーらしい電子制御の技術が加わったことで、独自の立ち位置を築きました。

 

このモデルは、クラシックな一眼レフスタイルを保ちつつも、光学ファインダーではなく電子ファインダーを採用しています。また、内部にはトランスルーセントミラーという特殊な仕組みが組み込まれており、これが連写性能やAFの高速化に大きく貢献しています。

 

日本国内では、機材に対して信頼性を求めるユーザー層からの支持が根強く、特に仕事で撮影を行うような場面でも使われてきました。どちらかと言えば派手さよりも堅実な作りが好まれ、現在でも愛用している人が少なくありません。

 

システム全体としては、今後の展開に不安の声もありますが、あえてこの機種を選ぶ人がいるのは、それだけ完成度が高く、撮ることに集中できる道具として評価されているからだといえるでしょう。

 

 

買取価格の傾向と相場の目安


国内の中古取引価格は、おおよそ7万円から10万円前後の範囲で推移しています。買取額としてはその7割から8割程度が基準になることが多く、目安として5万円前後が一般的です。シャッター回数が少ない個体や、美品と判断される状態であれば6万円を超えるケースもあります。

 

需要のピークはやや落ち着いているものの、今でもAマウントユーザーや特定の撮影スタイルを好む層にとっては現役の選択肢となっており、一定のニーズがあります。

 

 

売却時に確認すべきポイント


査定前には必ず動作確認を行い、AFや液晶モニター、ボタン操作に問題がないかチェックすることが大切です。また、レンズを取り外した際のマウント内部やセンサー周辺に傷やホコリがないかも確認してください。

 

付属品の有無も重要で、バッテリーやチャージャー、取扱説明書などが揃っていれば、減額を避けられる可能性が高くなります。

 

買取店によっては、事前査定と実査定で価格差が出ることもあるため、複数店舗での見積もりを取ることが安心です。

 

 

高く売るためのタイミングとコツ


一眼カメラ市場は新製品の登場や季節によって需要が変動します。特に年末商戦前や春先の新生活シーズンは中古カメラの動きが活発になる傾向があるため、こうした時期を狙うことで高値での売却が見込めます。

 

また、簡易クリーニングを行い、見た目の印象を良くしておくことも重要なポイントです。査定時の第一印象が評価に影響を与える場合もあるため、ホコリの除去や液晶の拭き取りなどの手入れを済ませておきましょう。

 

 

まとめと売却のおすすめ先


ソニーα77 IIは発売から時間が経っているものの、今でも一定の性能と人気を維持しているモデルです。売却を検討する際は、状態を丁寧に確認し、複数の業者で相見積もりを取ることをおすすめします。カメラ専門の買取店では、モデル特性を理解した上での査定が期待できるため、より適正な価格での売却が可能です。

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2024.12.21

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2024.06.01

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