金管楽器

ロメオ・アダチ トロンボーン

Romeo Adaci

ロメオ・アダチ トロンボーンについて

ロメオ・アダチによるトロンボーンの魅力


ヨーロッパ、特にドイツを拠点に活躍した楽器製作者ロメオ・アダチは、卓越した職人技をもってトロンボーンやトランペットなど金管楽器を手作りしてきました。彼は2001年頃まで楽器製作に携わっており、2000年代初頭には「Referenz」などのモデルを制作し、世界中の音楽家から高い評価を受けた希少な存在でした。彼は2015年に亡くなり、それ以降は工房も閉じられました。

 

 

楽器の特徴と設計スタイル


アダチの楽器は非常に高い手仕上げ品質を誇ります。たとえば、「Referenz」トランペットはユニークなコニカル(円錐形)ボア構造を採用し、大型ベル(直径約130ミリ)を備え、非常に豊かで響きのある音色を生み出します。トロンボーンにおいても、金属の重厚さや非対称の持ち構造(draw bow)、均一なシリンダーボア設計により、音の立ち上がりが素早く、強力ながらコントロールしやすいサウンドが特徴です。また、ヨーロッパ仕様としてリモート式のウォーターキー操作などが採用され、演奏時の利便性も高められています。

 

 

音楽界での評価と使用例


彼の作品は特にジャズやスタジオ演奏を得意とする奏者から愛用されました。たとえば「T10 Jazz Tenor Trombone」はスタジオやジャズ奏者の希望を反映して設計されたモデルで、収録レコーディングやメディア出演でも使用された個体も存在します。実際に工具店での整備を経た良好な状態の楽器も市場に出現することがあり、プロフェッショナルな現場での高い信頼性が伺えます。

 

現在市場で手に入る可能性と希少性


アダチのトロンボーンやトランペットは、制作本数が少なく、現代では非常に希少価値が高いものです。「Referenz」トランペットのように、たった17本程度しか制作されなかったモデルもあり、コレクターや研究者、演奏家の関心が高まっています。中古市場ではドイツの楽器ショップなどから流通するケースもありますが、個体の状態や整備履歴をしっかり確認する必要があります。

 

 

ご売却を検討中の方へ


お手元にアダチ製のトロンボーンをお持ちの方が査定を希望される場合、まずは以下の情報をご用意ください。

 

  • 本体のモデル名や年代(可能であれば制作年)
  • 素材や仕上げの内容(銀メッキ・ニッケルなど)
  • 付属品や整備歴、オリジナルケースの有無
  • 演奏・録音で使用されたかどうか

 

これらの情報をもとに専門査定が可能な買取店に相談すれば、アダチの希少性を考慮した適正評価が期待できます。

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お知らせNEWS

2024.12.21

年末年始休業のお知らせ

拝啓 師走の候、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
平素は格別のお引き立てを賜り、心より感謝申し上げます。

さて、誠に勝手ながら、弊社は下記の期間を年末年始休業とさせていただきます。

【休業期間】
2024年12月25日(水)~2025年1月5日(日)

休業期間中にいただきましたお問い合わせにつきましては、1月6日(月)より順次対応させていただきます。お急ぎのご用件がございましたら、休業期間前にご連絡いただけますと幸いです。

本年中のご愛顧に深く感謝申し上げますとともに、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
来年も変わらぬお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。

敬具

2024.06.01

営業時間のご案内

いつもKiNKaN(キンカン)をご利用頂き、誠にありがとうございます。
誠に勝手ながら2024年6月1日より、営業時間を下記のとおり変更いたします。

 

■変更前10:00~18:00

■変更後 9:00~18:00

 

引き続きご愛願賜りますようお願い申し上げます。