金管楽器

ニューヨークバック

NEW YORK Bach

ニューヨークバックについて

NEW YORK Bach ニューヨークバックを買取り中


当店の宅配買取ではトランペットの買取をしています。

長い間使用してきたトランペットの場合、果たしてこれを買取してくれるのか疑問に思われるかもしれませんが、複数の商品の買取を行うことによって、買取価格がアップします。

そのため、もしも使用していない楽器が複数ある場合にはどのようなものでもまとめてお売りください。

古いものであっても、汚れなどが多少ついていたとしても、本来の音色を楽しめるトランペットなのであれば高価買取いたします。

 

 

NEW YORK Bach ニューヨークバックとは


NEW YORK Bach ニューヨークバックは、創業者であるヴィンセント・バックが1924年に製造を開始したトランペットとして知られています。

特に1930年代に作られたNEW YORK 7は伝説のモデルとして世界中のトランペット奏者の垂涎の的となっています。

結論を先に言うと、ニューヨークバックは一代で終焉を迎えます。

1890年ウィーンで生まれたヴィンセント・バックはトランペットの音色に惹かれ、エンジニアとしてよりもトランペット奏者としての道を歩みます。

 

欧州で優れたソリストとして名を馳せ、第一次世界大戦後に米国に渡ります。

ボストン交響楽団、メトロポリタン歌劇場管弦楽団など名高い楽団を渡り歩き、それぞれ第一トランペット奏者として活躍。

優秀な奏者がそうであるように、バックもまたマウスピースの重要性に気がつきます。

そこから、高品質のマウスピースを求めてニューヨークに工房を開設。

それがニューヨークバックに繋がっていくのです。

 

場所は、ニューヨークのセルマー・ミュージックストアの裏。

そこの工房でマウスピースの改造と製作・研究に明け暮れる日々を送ります。

そして、ニューヨークバック最初のトランペット+マウスピースが1924年に完成。

マウスピースの価格は当時の相場価格の3倍以上という高価なものでした。

 

「トランペットにおけるストラディヴァリウス」演奏家の中でそういった評判が広まっていきます。

バックトロンボーンは1928年に完成。

金管楽器の双璧とも言えるトランペットとトロンボーンで名声を欲しいままにしたのです。

1928年というと世界恐慌前夜ということになりますが、時代の荒波の中でもバックのトランペットの優れた設計思想、高品質なサービスなどにより、不況はどこ吹く風とばかりに成長を続けていきます。

 

戦争も乗り越えた1961年。

ヴィンセント・バックが70歳を迎えた1961年に、バックの工場を総合楽器メーカーのセルマーUSA社(現在のコーン・セルマー社)に委ねます。

そこに数ある楽器の中のさらに金管楽器の中に”バックブランド”のトランペットを見ることができます。

特に進化することなく、それでいてヴィンセント・バックの作ったトランペットを忠実に復刻。

素材はもちろん、最高品質のイエローブラスを採用。

 

値段もとてもリーズナブルで初心者でもがんばれば手の届く価格帯となっています。

それでいて、世界中のトランペット奏者を魅了してやまないバックのトランペット。

その地位は現在においても不動となっているのです。

 

 

NEW YORK Bach ニューヨークバックの宅配買取


当店の買取であれば、お客様がお持ちのNEW YORK Bach ニューヨークバックだけではなく、作者の違うトランペットでも買取をさせていただきます。

当店の買取査定は、トランペットをお持ちであればご自身で梱包をしていただくことになります。

デリケートな楽器ですので、品物が破損しないように丁寧に梱包してください。

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