鍵盤楽器

Mopho モフォアナログシンセサイザー

Mopho

Mopho モフォアナログシンセサイザーについて

Dave Smith InstrumentsのMophoアナログシンセサイザーは、コンパクトながらも本格的なアナログサウンドを提供するモノフォニックシンセサイザーです。

その特徴的なサウンドと操作性から、多くのミュージシャンに愛用されています。

 

Mophoアナログシンセサイザーの歴史と進化

手のひらサイズの革命 モフォの誕生とその背景

2008年、Dave Smith Instruments(DSI)は、アナログシンセサイザーの新たな可能性を示す製品として「Mopho」を発表しました。

これは、同社のフラッグシップモデル「Prophet ’08」の1ボイス構成を基にした、卓上型のモノフォニックシンセサイザーです。

特徴的なのは、各オシレーターにサブオクターブジェネレーターを追加し、外部音声入力を備えることで、フィードバック効果や外部音源の加工が可能となった点です。

これにより、コンパクトながらも豊かな音作りが実現されました。

Mophoは、その手頃な価格と高品質なアナログサウンドで、多くのミュージシャンやプロデューサーに支持され、DSIの中でも特に人気の高いモデルとなりました。

 

鍵盤付きモデルの登場 Mopho Keyboardの進化

2010年には、Mophoの機能をさらに拡張した「Mopho Keyboard」が登場しました。

このモデルは、Mophoの音源部に加え、フルサイズの鍵盤(ベロシティおよびアフタータッチ対応)を搭載し、演奏性を大幅に向上させました。

また、Tetraシンセサイザーとの接続により、最大5ボイスのポリフォニック演奏も可能となり、ライブパフォーマンスやスタジオワークでの柔軟性が増しました。

Mopho Keyboardは、コンパクトながらも本格的なアナログシンセサイザーとして、多くのユーザーに愛用されました。

 

ポリフォニックへの進化 Mopho x4の登場

2012年、DSIはMophoシリーズの集大成ともいえる「Mopho x4」を発表しました。

このモデルは、4ボイスのポリフォニック構成を採用し、各ボイスに2つのアナログオシレーター、2つのサブオクターブジェネレーター、選択可能な2ポールまたは4ポールのCurtisローパスフィルター、3つのエンベロープジェネレーター、4つのLFO、16ステップのシーケンサー、アルペジエーターなど、多彩な機能を搭載しています。

また、44鍵のセミウェイテッド鍵盤(ベロシティおよびアフタータッチ対応)を備え、演奏性と表現力が大幅に向上しました。

さらに、Poly Chain機能により、他のDSI製品(Mopho、Tetra、Prophet ’08)と接続して、最大16ボイスまで拡張可能です。

Mopho x4は、その豊かな音色と柔軟な機能性で、多くのシンセサイザー愛好家やプロフェッショナルに支持されました。

 

製品の終焉とその影響

2015年、DSIはMophoシリーズ(Mopho、Mopho Keyboard、Mopho x4)を含むいくつかの製品の生産終了を発表しました。

これは、新たな製品ラインへの移行と、技術の進化に伴う戦略的な決定でした。

しかし、Mophoシリーズはその独自性と高品質なアナログサウンドで、多くのユーザーに深い印象を残しました。

特に、手頃な価格で本格的なアナログシンセサイザーを提供したことは、シンセサイザー市場における大きな功績といえるでしょう。

Mophoシリーズは、アナログシンセサイザーの魅力を再認識させ、多くのミュージシャンに新たな創造の可能性を提供しました。

 

Mophoの魅力的なサウンドと機能

Mophoは、100%アナログの信号経路を持ち、2つのオシレーターと2つのサブオクターブジェネレーターを搭載しています。

これにより、豊かな低音と厚みのあるサウンドを実現しています。

また、クラシックなCurtisローパスフィルター(2または4ポール切替可能)を備え、幅広い音作りが可能です。

エンベロープジェネレーターは3つ(ADSR+ディレイ)あり、4つのLFO、16ステップ×4のシーケンサー、アルペジエーター、グライド機能など、多彩なモジュレーションオプションを提供します。

さらに、外部オーディオ入力を通じて外部音源を処理し、フィードバックループを活用することで、独自のサウンドを創出できます。

 

Mophoのバリエーションと特徴

Mophoには、デスクトップモジュール、32鍵キーボードモデル、44鍵のMopho SE、4ボイスのMopho X4など、複数のバリエーションがあります。

キーボードモデルは、セミウェイテッド鍵盤を採用し、ベロシティとアフタータッチに対応しています。

また、MIDIやUSB接続、ポリチェイン機能を備え、他のDSI製品との連携も可能です。

特にMopho X4は、4ボイスのポリフォニックシンセサイザーで、各ボイスに2つのオシレーターとサブオクターブジェネレーターを搭載し、豊かな音色を実現しています。

また、モジュレーションソースとデスティネーションの組み合わせが豊富で、複雑なサウンドデザインにも対応します。

 

Mophoの買取を検討されている方へ

Mophoシリーズは、現在では生産終了となっているモデルも多く、中古市場での需要が高まっています。

特に状態の良い個体や、付属品が揃っているものは高価買取の対象となることが多いです。

当店では、Mophoシリーズの無料査定を行っております。

お持ちのMophoのモデル名、状態、付属品の有無などをお知らせいただければ、迅速に査定額をご提示いたします。お気軽にお問い合わせください。

 

Mophoを手放す前に確認しておきたいポイント

Mophoを売却する際には、以下の点を確認しておくとスムーズです。

 

■本体の動作確認(各ノブやスイッチ、接続端子のチェック)

■付属品の有無(電源アダプター、マニュアル、元箱など)

■外観の状態(傷や汚れの有無)

■ファームウェアのバージョン

 

これらの情報を事前に整理しておくことで、査定や買取手続きがスムーズに進みます。

また、買取価格にも影響する場合がありますので、可能な限り詳細な情報をお伝えいただくことをおすすめします。

Mophoは、その独自のサウンドと操作性から、多くのミュージシャンに愛されてきたシンセサイザーです。

手放す際には、その価値を正しく評価してもらえるよう、信頼できる買取店を選ぶことが重要です。

当店では、Mophoシリーズの特性を理解したスタッフが査定を行い、適正な価格での買取を心がけております。

Mophoの売却をお考えの方は、ぜひ一度当店の無料査定をご利用ください。

迅速かつ丁寧な対応で、お客様の大切な機材を次のユーザーへとつなげるお手伝いをいたします。

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2024.12.21

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来年も変わらぬお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。

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2024.06.01

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