金管楽器
キューンル&ホイヤー バストロンボーン
KUHNL&HOYER
キューンル&ホイヤー バストロンボーンについて
キューンル&ホイヤー社の成立と伝統
KUHNL&HOYER(略してK&H)はドイツ南部、マルクトエアルバッハを拠点とする金管楽器メーカー。創業は1948年。手工による製作を重視し伝統技法と現代技術を融合させ、高品質を保っている。トロンボーンの製造はアルト・テナー・テナーバス・バスのクラスを手掛け、国内外の演奏者から評価を受けている。
バストロンボーンの特徴と仕様
K&Hのバストロンボーンは以下のような仕様と特徴がある。
- ボア(内径)は約14.3ミリメートル。
- ベル直径は約26センチメートル。ゴールドブラス(真鍮)ベルを採用しており、ラッカー仕上げが標準モデルに見られる。
- スライド材にはニッケルシルバーを使用。
- 二つの独立したバルブ(インライン方式)が装備されており、F管、G♭管、D管などへの調整が可能なモデルもある。
- オープンラップ(ベル・スライドなどの配管が広く回っているラップ構造)を採る機種もあり、レスポンスと鳴りの均衡が図られている。
音色と演奏性
このバストロンボーンの音色は「フルで力強い低音」「あらゆる音域での安定した響き」「高音寄りの透明感」などが演奏者から挙げられている。スライド応答が比較的良く、低音域から中音・高音域までムラなく使いこなせる楽器として評価が高い。
演奏性については、バルブ操作の快適さ、スライドの滑らかさ、ベルの鳴りや持ち重りなどが細部まで配慮されているモデルが多い。手の位置(ハンドレストなど)やトリガー操作系統にも工夫が見られる。
製造国・シリーズ
製造はドイツ国内、手工制を重視した工程が含まれている。シリーズとしては「オーケストラシグネチャー(Orchestra Signature)」「スタンダード」などがあり、演奏レベルや用途によって選択肢が複数ある。
購入時や買取時のチェックポイント
バストロンボーンを査定・購入または売却を考える際には以下を確認することが重要。
- 型番・シリーズ名(例 Orchestra Signature 186 28 NZ など)
- ベル材・スライド材・ボアサイズの仕様
- バルブ構成(インライン方式かどうか・独立2バルブか)
- 外観の状態(凹み・ラッカー剥げ・スライドの滑り具合)
- 付属品の有無(ケース・マウスピースなど)
これらを揃えて業者に査定を依頼すると、適切な価格提示がされやすい。
市場価値の目安と用途
新品モデルだと日本国内代理店価格で百万数十万円クラスのものもあり、プロフェッショナル向け。演奏用途としてはオーケストラの低音パート、吹奏楽団、大型アンサンブルでの土台としての役割が大きい。ソロ用途や室内楽でも使われるが、重さや大きさを考慮して選択することが望ましい。
まとめ
キューンル&ホイヤーのバストロンボーンは高精度なドイツ工房技術を背景とし、豊かな低音と幅広い音域のバランスが取れた銘器。独立バルブ付きのモデルが多いため、幅広い演奏スタイルに対応可能。買取を検討する場合は仕様確認と状態が査定額に大きく影響する。
買取の手順
まず楽器本体、端子・バルブ・スライドの機構、ベル・スライド材質・型番を確認。ケースなど付属品があれば揃える。次に専門業者に無料査定を申し込み、状態・仕様を伝える。査定後、提示額で納得できれば売却成立。
バストロンボーンの買取価格一覧
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USER'SVOICEお知らせNEWS
- 2024.12.21
年末年始休業のお知らせ
拝啓 師走の候、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
平素は格別のお引き立てを賜り、心より感謝申し上げます。さて、誠に勝手ながら、弊社は下記の期間を年末年始休業とさせていただきます。
【休業期間】
2024年12月25日(水)~2025年1月5日(日)休業期間中にいただきましたお問い合わせにつきましては、1月6日(月)より順次対応させていただきます。お急ぎのご用件がございましたら、休業期間前にご連絡いただけますと幸いです。
本年中のご愛顧に深く感謝申し上げますとともに、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
来年も変わらぬお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。敬具
- 2024.06.01
営業時間のご案内
いつもKiNKaN(キンカン)をご利用頂き、誠にありがとうございます。
誠に勝手ながら2024年6月1日より、営業時間を下記のとおり変更いたします。■変更前10:00~18:00
■変更後 9:00~18:00
引き続きご愛願賜りますようお願い申し上げます。