金管楽器

カンスタル トロンボーン

KANSTUL

カンスタル トロンボーンについて

創業者と工房の源流


Kanstul(カンスタル)はジグマント・J・カンスタルが1981年、米国カリフォルニア州アナハイムに創設した楽器工房です。創業以前、彼はF.E. Olds社やBenge社、King社などで管楽器の設計と製造に深く携わり、その経験と技術を糧に独立に至りました。精巧な手作りの金管楽器をつくるブランドとして広く知られています。

 

 

製造姿勢と品質へのこだわり


カンスタルの工房はすべて地元アナハイムで稼働し、ベルやボディ、スライドの金属加工まですべて現地で行う完全な“メイド・イン・USA”を貫いていました。素材選びや設計には演奏性を重視したこだわりがあり、その響きは多くのプレイヤーから高い評価を得ています。

 

 

代表的なモデルとその特長


  • モデル750(学生向け) ボア径0.500インチ、ベル径約8インチという仕様で、ビッグバンドや学校の吹奏楽などに適した扱いやすいモデルです。初心者から中級者まで幅広く使用されています。
  • モデル760(ミディアムボア) やや太めの0.500~0.530インチのデュアルボアと8インチのイエローブラス製ベルを備え、しっかりとした音色と滑らかなスライド操作が特長。進級した学生やアマチュアにも人気があります。
  • モデル1690(F管コントラバス) 大型で希少なF管コントラバストロンボーン。ドイツのユルゲン・フォクトの設計をベースに、ニッケル製スライド、大型イエローブラス・ベル、快適な演奏のための設計がなされた逸品です。踏み込んだ表現力と安定した操作性を両立。プロの演奏でも多く採用されています。

 

 

現在の状況とレガシー


ジグ・カンスタルは2016年に亡くなりましたが、その後も息子のマークとジャックが技術と経営を受け継いでいました。しかし、2019年にブランドは閉鎖され、パーツや工具の多くは他社へ譲渡されました。工房はもはや営業しておらず、製造された楽器は現在も中古市場でその音色が語り継がれています。

 

 

まとめ


Kanstulのトロンボーンは、創設者ジグ・カンスタルが精緻な金管製造と演奏のニーズを融合させた結果生まれた名器です。学生向けのモデルからプロ仕様のコントラバスまで、幅広いプレイヤーに対応するモデルが揃い、いずれも米国内手作業による高品質な仕上がりが魅力です。現在は工房自体は閉鎖していますが、残された楽器はプレイアビリティと音楽的価値で多くの人に愛されています。

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お知らせNEWS

2024.12.21

年末年始休業のお知らせ

拝啓 師走の候、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
平素は格別のお引き立てを賜り、心より感謝申し上げます。

さて、誠に勝手ながら、弊社は下記の期間を年末年始休業とさせていただきます。

【休業期間】
2024年12月25日(水)~2025年1月5日(日)

休業期間中にいただきましたお問い合わせにつきましては、1月6日(月)より順次対応させていただきます。お急ぎのご用件がございましたら、休業期間前にご連絡いただけますと幸いです。

本年中のご愛顧に深く感謝申し上げますとともに、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
来年も変わらぬお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。

敬具

2024.06.01

営業時間のご案内

いつもKiNKaN(キンカン)をご利用頂き、誠にありがとうございます。
誠に勝手ながら2024年6月1日より、営業時間を下記のとおり変更いたします。

 

■変更前10:00~18:00

■変更後 9:00~18:00

 

引き続きご愛願賜りますようお願い申し上げます。