金管楽器

ユングヴィルト ホルン

JUNGWIRTH

ユングヴィルト ホルンについて

Andreas Jungwirth のホルンとは


 

製作者と所在地

Andreas Jungwirth はオーストリアのウィーン近郊に工房を構える金管楽器製作者で、ナチュラルホルン(レンジの自然倍音を用いる古楽器)やウィンナホルン(ウィーンスタイルのホルン)など、伝統的かつ手作りの技術を重んじたホルンを専門に製作しています。

設立は1997年。彼は Anton Dehmals Nachfolger(楽器メーカー) の設計をひとつのテンプレートとして用いながら、自身のホルン工房を始めました。

 

製作されるホルンの種類

Jungwirth の工房では以下のような種類のホルンを製作しています

  • ウィンナホルン(Vienna Horn)
  • ナチュラルホルン(手付けストップなど古楽器スタイル)
  • バロックホルン(Leichnamschneider, Lausmann 等のモデル)
  • 狩猟用ホルン(ハンティングホルン)
  • トランペット型など F調やその他のシングルホルン等も少数製作されます。

 

音色・設計的特徴

  • ウィーンスタイルのホルンを作る際、古くからの伝統的な材料や設計を尊重しながら、モダンな演奏要求(安定性・耐久性など)にも応える設計がされている。
  • ベルや管の材質(イエローブラス等)やラッカーの有無など、仕上げによって音の響きや反応が変わるオプションがある。
  • 古楽器スタイル(ナチュラルホルン/バロックホルン)モデルでは、キーを変えるためのクローク(管継ぎ)などが付属するものがあり、A=415Hzなど古典・バロック演奏用のピッチに対応しているモデルがある。

 

歴史的評価・使用者

  • ウィーンフィルハーモニー管弦楽団など著名なオーケストラの奏者に使用されているという情報があり、「ウィンナホルンの最高峰」の一つと称されることがある。
  • 中古楽器店/ディーラーでもしばしば取り扱われ、歴史モデル/手作りモデルとしての評価が高い。

 

 

買取を検討する際のポイント


 

見極めるべき要素

チェック項目 詳細
モデル/形式 ウィンナホルンかナチュラル/バロックか。クロークの有無や種類。モデル名(例 Lausmann, Leichnamschneider 等)を確認。
ピッチ 古楽器モデルでは A=415Hz 等が使われることもある。モダン演奏との互換性を考えるなら標準ピッチかどうか。
材質・仕上げ イエローブラス、ベルの形(ガーランドベル等)、ラッカーの有無。手作り感・部品の精度。
状態 キー・クローク・塗装・内部管の腐食・凹みなどのダメージ。音詰まりなど機械的/音響的な問題。
付属品 ケース・クロークセットなど元々付属するものの有無。これが価値に影響する。

 

相場の目安

  • 新品のウィンナホルンなど高級モデルは100万円を超える価格帯になることがある(日本での販売価格例として ¥1,331,000(税込)といったものがある)
  • 中古/手作り自然ホルン/バロックモデルでは仕様によって変動が大きいが、海外輸入や手入れの必要性などを加味すると数十万円〜百数十万円のレンジ。仕様・付属品・保存状態でかなり上下する。

 

 

買取の流れ(簡略手順)


  1. 製品の詳細収集 モデル名(Lausmann, Leichnamschneider 等)、製造年、シリアル番号、素材・仕上げ、付属クロークなどを確認。
  2. 状態確認 ベル・管体の損傷、キーや管継ぎ部の漏れ/歪み、ラッカーの剥がれ、音程や息の流れを実際に吹いてテスト可能なら試奏。
  3. 専門査定 古楽器/手工モデルの経験がある楽器買取業者に査定依頼。輸入品なら輸送費・輸入税・修理費なども考慮。
  4. 価格交渉 状態・付属品・需要度・流通性・希少性などを基に価格を交渉。特に楽器フェスティバルや専門店での販売履歴を見ると参考になる。
  5. 取引/引渡し 安全な決済・差し押さえのない個体か、証明書類などがあれば準備。配送時の梱包に注意。

 

 

買取をお考えなら知っておきたい特徴


  • Jungwirth のホルンは極めて手工の要素が強いため、”同じモデル”でも一本一本の個体差が大きい。音の鳴り・レスポンス・重さなどで個人の好みが出やすい。
  • 古楽器演奏者や歴史的演奏スタイルを求める奏者に特に人気があるため、そうした需要がある地域では高めの評価になることがある。
  • 修理・調整に専門知識が必要なことが多く、部品交換や管内の処理などでコストがかかる場合がある。これを見誤ると手放した後でかかる維持費が高くつくことも。

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お知らせNEWS

2024.12.21

年末年始休業のお知らせ

拝啓 師走の候、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
平素は格別のお引き立てを賜り、心より感謝申し上げます。

さて、誠に勝手ながら、弊社は下記の期間を年末年始休業とさせていただきます。

【休業期間】
2024年12月25日(水)~2025年1月5日(日)

休業期間中にいただきましたお問い合わせにつきましては、1月6日(月)より順次対応させていただきます。お急ぎのご用件がございましたら、休業期間前にご連絡いただけますと幸いです。

本年中のご愛顧に深く感謝申し上げますとともに、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
来年も変わらぬお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。

敬具

2024.06.01

営業時間のご案内

いつもKiNKaN(キンカン)をご利用頂き、誠にありがとうございます。
誠に勝手ながら2024年6月1日より、営業時間を下記のとおり変更いたします。

 

■変更前10:00~18:00

■変更後 9:00~18:00

 

引き続きご愛願賜りますようお願い申し上げます。