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Fender Rhodes フェンダーローズアナログシンセサイザー
Fender Rhodes
Fender Rhodes フェンダーローズアナログシンセサイザーについて
Fender Rhodesのアナログシンセサイザー、特にChroma Polarisは、1980年代の音楽シーンにおいて独自の存在感を放っていました。
その特徴的なサウンドと機能性は、今なお多くのミュージシャンやコレクターに愛されています。
この記事では、Chroma Polarisの魅力と、買取を検討する際のポイントについて詳しく解説します。
フェンダーローズのアナログシンセサイザーの歴史を探る
フェンダーローズといえば、エレクトリックピアノの代名詞として知られていますが、実はアナログシンセサイザーの分野でも独自の足跡を残しています。
今回は、その知られざる歴史を紐解いてみましょう。
ARPから受け継がれた革新の精神
1970年代後半、アメリカのシンセサイザーメーカーARP Instrumentsが開発していた「Chroma」は、アナログとデジタルのハイブリッドシンセサイザーとして注目を集めていました。
しかし、1981年にARPが倒産し、その開発は一時中断されます。
その後、CBSミュージカル・インスツルメンツがARPの資産を取得し、Rhodesブランドの下で「Rhodes Chroma」として1982年に製品化しました。
64鍵のベロシティ対応キーボードを備え、16ボイスのポリフォニック構成を持つこのシンセサイザーは、当時としては先進的なマイクロプロセッサ制御を採用していました。
Chroma Polarisの登場とその特徴
1984年には、Chromaの後継機として「Chroma Polaris」が登場します。
ARPのエンジニアが設計したこのシンセサイザーは、Rhodesブランドの下で製品化されました。
61鍵のベロシティ対応キーボードを備え、6ボイスのポリフォニック構成を持ち、2基のVCO、4ポールのローパスフィルター、シンプルなシーケンサーを搭載していました。
また、MIDIインターフェースを備えており、当時のデジタルシンセサイザーとの互換性も確保されていました。
しかし、1980年代半ばのデジタルシンセサイザーの台頭により、アナログシンセサイザーの市場は縮小し、Polarisの販売は苦戦を強いられました。
製造と市場の変遷
Chroma Polarisは、当初アメリカで製造されていましたが、製造コストの削減と生産効率の向上を目的として、日本に生産拠点が移されました。
しかし、この移行により生産開始が6ヶ月遅れ、市場投入のタイミングを逃すこととなりました。
さらに、当時の競合製品であるYamaha DX7と同価格帯であったことも、販売の障壁となりました。
結果として、Fenderは1986年にキーボード部門を閉鎖し、Chroma Polarisの生産も終了しました。
現代における評価と再評価
現在、Chroma Polarisはその独特な音色と操作性から、ヴィンテージシンセサイザーとして再評価されています。
特に、ARP由来の音作りや、アナログならではの温かみのあるサウンドは、多くのミュージシャンやコレクターに支持されています。
また、MIDI対応やシーケンサー機能など、現代の音楽制作環境にも適応できる仕様を備えており、復刻や修復を行う専門業者も存在します。
フェンダーローズのアナログシンセサイザーは、短命ながらもその革新性と独自性で音楽史に名を刻んでいます。
エレクトリックピアノのイメージが強いフェンダーローズですが、シンセサイザーの分野でも確かな足跡を残しているのです。
Fender Rhodes Chroma Polarisの魅力とは
Chroma Polarisは、Fender/RhodesがARP社を買収した後に開発されたアナログポリフォニックシンセサイザーです。
6ボイスのポリフォニーを持ち、2つのVCO(鋸波とパルス波)を搭載しています。
また、4ポールのローパスフィルターや、リアルタイムシーケンサー、132のメモリーパッチなど、多彩な機能を備えています。
MIDIにも対応しており、現代の音楽制作環境でも活用可能です。
買取を検討する際のポイント
Chroma Polarisは、その希少性と独特のサウンドから、中古市場でも高い評価を受けています。
特に、オリジナルの状態を保っている個体や、メンテナンスが行き届いているものは、買取価格が高くなる傾向にあります。
一方で、ボタンのメンブレンや電源周りに不具合がある場合、修理が必要となるため、査定額に影響を及ぼす可能性があります。
査定前に確認すべき点
1.動作確認: 全ての機能が正常に動作するかをチェックしましょう。
2.外観の状態: 傷や汚れ、部品の欠損がないかを確認してください。
3.メンテナンス履歴: 過去に修理や調整を行った場合、その記録があると査定時に有利です。
4.付属品の有無: 取扱説明書や電源ケーブルなどの付属品が揃っていると、評価が高まります。
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- 2024.12.21
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拝啓 師走の候、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
平素は格別のお引き立てを賜り、心より感謝申し上げます。さて、誠に勝手ながら、弊社は下記の期間を年末年始休業とさせていただきます。
【休業期間】
2024年12月25日(水)~2025年1月5日(日)休業期間中にいただきましたお問い合わせにつきましては、1月6日(月)より順次対応させていただきます。お急ぎのご用件がございましたら、休業期間前にご連絡いただけますと幸いです。
本年中のご愛顧に深く感謝申し上げますとともに、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
来年も変わらぬお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。敬具
- 2024.06.01
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