金管楽器

オールズ トランペット

F.E.Olds &Son

オールズ トランペットについて

F.E.Olds & Sonのトランペットを売却するなら専門性ある査定が不可欠


F.E.Olds & Son(通称オールズ)は、アメリカの金管楽器製造の黎明期から続く老舗ブランドとして知られています。特にトランペットにおいては、その重厚なサウンドと独自の設計により、プロから学生まで幅広い層に長年愛用されてきました。売却を検討する際には、その歴史的価値と音響特性を理解した査定士による評価が不可欠です。本記事では、F.E.Olds & Sonのトランペットの魅力を深掘りし、買取前に知っておくべきポイントをわかりやすく解説します。

 

 

創業者F.E.オールズが築いたアメリカ金管楽器の基礎


F.E.Olds & Sonは、1910年にアメリカ・ロサンゼルスでFrederick E. Oldsによって設立されました。元々はトロンボーン製造から始まりましたが、1930年代にはトランペット製造にも進出し、瞬く間に人気ブランドへと成長。戦後期には多くのミュージシャンに愛され、特に1960年代にかけて製造されたモデルは「黄金期のオールズ」とも称されます。

 

また、F.E.Olds & Sonは工業的な大量生産に移行する前の「職人の手による時代」の品質を残す数少ないブランドのひとつであり、その重厚で芯のある音色は、現代のモデルにはない独自の風格を持ちます。

 

 

モデルによって異なるオールズの世界観


オールズのトランペットには、いくつかの有名なモデルが存在し、それぞれが異なるプレイヤー層に向けて設計されています。

 

たとえば「Recording」モデルは、プロフェッショナルユースを意識した重厚な設計で、吹奏楽やジャズにおいて存在感のあるサウンドを生み出します。ラッカー仕上げとベルの加工技術が特徴で、豊かな音量とコントロールのしやすさが持ち味です。

 

一方で、「Ambassador」モデルは、学生向けエントリーモデルとして設計されたものですが、そのコストパフォーマンスの高さと堅牢な作りから、今なお中古市場で高い人気を誇ります。

 

他にも「Super」や「Special」など、年代や素材によって音色が異なるモデルが存在し、演奏スタイルやジャンルに応じて選ばれてきました。

 

 

製造時期による価値の違い


F.E.Olds & Sonのトランペットは、製造時期によって価値が大きく変わります。特に注目されるのは1960年代以前の「Fullerton工場製」や「Los Angeles初期モデル」で、これらは真鍮の選定や組み立て技術において非常に高い評価を受けています。

 

その後、ブランドが買収され他社の傘下に入ったことで品質が変化した時期もあり、70年代以降の一部モデルは評価が分かれる傾向にあります。したがって、売却を考える際にはシリアルナンバーやベルの刻印、バルブ構造などを確認し、製造年やモデルの正確な特定が査定額を左右する重要な要素となります。

 

 

中古市場におけるF.E.Olds & Sonの評価と需要


F.E.Olds & Sonのトランペットは、日本国内でも根強いファンを持っており、中古市場では特に「Recording」や「Super」などの上位モデルが高値で取引される傾向にあります。

 

オリジナルのハードケースやマウスピース、整備記録が揃っている場合、査定額がアップする可能性もあります。また、ニッケルシルバー仕上げのレアモデルや、限定生産モデルは、コレクターからの需要も高く、定価を上回る価格で取引されることもあります。

 

ただし、凹みやラッカーの剥がれ、ピストンの固着などがあると減額対象となるため、査定前に最低限のメンテナンスやクリーニングを施すと良いでしょう。

 

 

売却時に多くの人が直面する疑問とは


「このオールズはいつ作られたのか」「プロモデルなのか学生向けなのか」といった疑問は、オーナー自身が答えられないことも多いものです。特にヴィンテージモデルは資料が乏しく、モデル名の識別も難しい場合があります。

 

こうした場合には、F.E.Olds & Sonに精通した鑑定士が在籍する楽器専門店に査定を依頼することが大切です。写真やシリアルナンバーから正確な製造年とモデルを割り出し、その上で市場価格に見合った査定額を提示してくれます。

 

 

オールズの音色は過去の記憶と響き続ける


F.E.Olds & Sonのトランペットには、ただ音を出すだけではない“音楽の記憶”が刻まれています。長年愛用されてきた楽器には、プレイヤーの情熱と音楽への愛情が染み込んでおり、それが音となって聴く者の心を打つのです。

 

現代の工業製品とは一線を画す、手作業の痕跡が残るベルのカーブ、ラッカーの風合い、ピストンの感触。これらはすべてが「時間の積み重ね」であり、だからこそ中古市場でも特別な価値が生まれるのです。

 

 

F.E.Olds & Sonトランペットの買取手順


売却を希望する場合は、まず無料査定サービスを活用しましょう。写真とモデル名、シリアル番号などを送るだけで、おおよその価格が提示されます。その後、店頭買取・宅配買取・出張買取のいずれかを選択し、査定額に納得すれば即日現金化も可能です。

 

査定のみでも利用できるため、まずは価値を知りたいという方にもおすすめです。熟練の査定士による鑑定を受ければ、オールズの本当の価値を正しく評価してもらえるでしょう。

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2024.12.21

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平素は格別のお引き立てを賜り、心より感謝申し上げます。

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【休業期間】
2024年12月25日(水)~2025年1月5日(日)

休業期間中にいただきましたお問い合わせにつきましては、1月6日(月)より順次対応させていただきます。お急ぎのご用件がございましたら、休業期間前にご連絡いただけますと幸いです。

本年中のご愛顧に深く感謝申し上げますとともに、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
来年も変わらぬお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。

敬具

2024.06.01

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