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DAVOLISINTダボリシントアナログシンセサイザー
DAVOLISINT
DAVOLISINTダボリシントアナログシンセサイザーについて
DAVOLISINTアナログシンセサイザーの魅力と価値
1972年にイタリアのDavoli Krundaal社が製造したDAVOLISINTは、同国初のアナログシンセサイザーとして知られています。
このモノフォニックシンセサイザーは、独特なデザインとシンプルな構造で、多くのシンセ愛好家に親しまれてきました。
DAVOLISINTは、2つのVCO(電圧制御発振器)を搭載し、各VCOには独立したビブラート機能があります。
波形はスクエアのみで、フィルターやエンベロープは搭載されていませんが、ポルタメント機能やピッチベンドレバー(EXTEND)など、演奏に表情を加える機能が備わっています。
DAVOLISINTを検討中の方へ イタリア初のアナログシンセサイザーの魅力を探る
イタリア初のアナログシンセサイザーとしての誕生
1972年、イタリアの楽器メーカーDavoli Krundaalは、同国初のアナログシンセサイザー「DAVOLISINT」を発表しました。
当時、同社はギターやアンプ、オルガンの製造で知られており、シンセサイザー市場への参入は大胆な挑戦でした。
DAVOLISINTは、モノフォニックで2つのVCO(電圧制御発振器)を搭載し、各VCOには独立したビブラートとポルタメント機能が備わっていました。
波形はスクエアのみで、フィルターやエンベロープは搭載されていませんでしたが、独特の音色と操作性で注目を集めました。
独自の操作性と音色の特徴
DAVOLISINTの鍵盤は37鍵で、下部の12鍵はグレーに色分けされ、各種機能のオンオフを瞬時に切り替えるためのコントローラーとして機能しました。
左側には、32’から1/2’までの7つのフッテージスイッチがあり、複数のオクターブを同時に重ねることで、厚みのあるサウンドを実現しました。
右側には、VCO1とVCO2のオンオフ、ビブラート、ポルタメント、低音の持続音などを制御するスイッチが配置されていました。
中央には、各VCOのチューニングやビブラートの深さと速度を調整するスライダーがあり、左端には「EXTEND」と呼ばれるピッチベンドレバーが設置されていました。
このレバーを引くと、音程が1オクターブ上昇し、手を離すとゆっくりと元の位置に戻る仕組みで、演奏中の表現力を高める役割を果たしました。
当時の市場での位置づけと影響
1970年代初頭、シンセサイザー市場はMoogやARPなどのアメリカ製品が主流でした。
DAVOLISINTは、これらの高価な機種に比べて手頃な価格で提供され、特にヨーロッパのミュージシャンにとって魅力的な選択肢となりました。
実際、イギリスのプログレッシブ・ロックバンド「Caravan」のキーボーディスト、デイヴ・シンクレアは、1973年のアルバム『For Girls Who Grow Plump in the Night』でDAVOLISINTを使用し、その独特な音色を披露しました。
また、イタリア国内でも、DAVOLISINTは新しい音楽表現の可能性を広げる楽器として評価されました。
その後の展開と現在の評価
DAVOLISINTの製造は1975年まで続き、その後、Davoliは「Foxx」や「Sintacord」などの新製品を発表しましたが、商業的な成功には至りませんでした。
1985年には、ドラムシンセサイザー「Drum Synth Effect」を発表しましたが、これも限定的な生産にとどまりました。
現在、DAVOLISINTはヴィンテージシンセサイザーとしてコレクターや愛好家の間で高く評価されており、その独特なデザインと音色は、他のシンセサイザーにはない魅力として再評価されています。
鍵盤は37鍵で、下部のグレーのオクターブはコントローラーキーとして機能し、演奏中にリアルタイムで音色を変化させることができます。
また、7つのフッテージスイッチ(32’〜1/2’)を組み合わせることで、音に厚みを加えることが可能です。
このような特徴から、DAVOLISINTはシンプルながらも独自の音色を持ち、1970年代のアナログシンセサイザーの中でも特異な存在となっています。
DAVOLISINTの買取をお考えの方へ
当店では、DAVOLISINTのようなヴィンテージシンセサイザーの買取を行っております。
無料査定を実施しており、専門スタッフが丁寧に対応いたします。買取をご希望の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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- 2024.12.21
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- 2024.06.01
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