鍵盤楽器

DALLAPE ダラッぺアコーディオン

DALLAPE

DALLAPE ダラッぺアコーディオンについて

DALLAPE ダラッぺアコーディオンを見直すときに知っておきたいポイント

アコーディオンの魅力を手放す前に考えてほしいこと

ダラッぺの音色は独自で温かく耳に残る声質を持つため、愛着が湧きやすい楽器です。

ただ「もう弾かないかな」と感じても、その価値を正しく評価することが重要です。

目に見えない音の品質や状態が、査定金額に影響します。

まずは丁寧に状態を確認し、査定前の準備として掃除や動作チェックをすることで、思いがけず高評価につながるケースも多いです。

以下は「DALLAPE ダラッペアコーディオン」の歴史を、日本語で自然かつ親しみやすくまとめた文章です。

DALLAPE ダラッペアコーディオン誕生の背景

イタリア北部トレント出身のマリアーノ・ダラッペが旅の途中、愛用のオルガネット(小型アコーディオン)が壊れてしまい、自ら修理しながら音色を改良した逸話に始まります。

1876年、ストラデッラ(パヴィア近郊)で「Fabbrica Armoniche Mariano Dallapé e Figlio」を創業。

そこから工場は一人から300人規模に成長し、アコーディオンの革新を牽引しました。

1890年には左手ベース配列「ストラデッラ式」を採用したモデルを発表し、38もの製造所を展開、従業員は1,200人に達したと伝えられています 。

 

音質にこだわった黄金時代

DALLAPEはイタリア随一とも称される音の豊かさと職人の技が融合したアコーディオンを生み出しました。

特に“Liturgica”や“Centenario”といった名機は、伝統的なパイプオルガンの響きを再現する設計がなされており、その音色は今も尚高く評価されています。

Roland社はこれら歴史的なモデルの音色をサンプリングして電子アコーディオンに収録しており、「Dallapè Sound Expansion」としてプリインストールするなど、その魅力はデジタルの世界にも引き継がれています。

 

技術革新と思い出のサウンド

1937年発行のカタログでは、グリルにクーラースイッチを搭載するなど、ストリームライン化されたボディデザインが見られるとされており、それ以前から音響・操作性の向上を追及していたことがうかがえます 。

Accordions Forumには「独特で魅惑的な音質」が評され、Rolandが工場を買収しようとしたがダラッペ側が譲らなかった逸話もあり、その音色への強いこだわりが伝わってきます。

名器Super Maestroとその後の試練

1960~70年代の黄金期に、最高級モデル「Super Maestro」は「アコーディオン三大銘器」の一つと称され、例えばSuper Maestro Ⅳ D‑120TCなどはHMMLリードのダブルチャンバー構造を持ち、演奏者に鋭さと温かみを併せ持つ音色を提供していました。

しかし戦後、アコーディオン市場の減退や機械化の波に加え、70年代以降の音楽トレンドの変化で工場は徐々に縮小を余儀なくされ、2010年に本格生産を停止。

その後Roland社が商標権を譲り受けてサンプリング音源としての命をつないでいます 。

自然な語り口と事実を織り交ぜ、読みやすさを優先しながらDALLAPEの輝かしい歴史と衰退、そして音色が現代に受け継がれる展開を描きました。

高く売るためにチェックしたい3つのポイント

1. 外観のキズやへこみは査定に大きく響くので柔らかい布で丁寧に拭く。

2. ベル音やピアノ鍵盤など機構の動作確認をして不具合がないか確認する。

3 .オリジナルケースや説明書、購入証明書が揃っていると査定額アップの材料になる。

 

これらの準備は無料ででき、査定額に大きく差を生むので、手放す前にはぜひ取り組みたいポイントです。

 

どこで査定を頼むのが安心か

アコーディオンを専門に扱う買取店やリサイクルショップには査定経験に差があるため、できればダラッぺを実際に扱った経験がある業者を選びたいです。

問い合わせ時に「ダラッぺを扱った実績がありますか」と聞いてみると安心です。

出張買取や宅配買取も選択肢に入るため、遠方でも気軽に依頼できます。

 

査定から売却までの流れはシンプル

査定申し込み→担当者による機器チェック→査定額提示→納得すれば成約→入金という流れが基本です。

査定の際は「追加費用なし」の条件を確認し、査定額を受け入れたら数日以内に振込されるのが一般的。

手順が明確で、安心して任せられます。

 

手放す前に考えてほしいもう一歩

もしまだ手に馴染む状態なら、レンタルや修理を前提に保管する選択肢もあります。

特に中古市場で価値が高い状態のダラッペは、修理後も人気があるので、手放すタイミングをゆっくり考える道もあります。

 

最後に

ダラッペアコーディオンの査定では、楽器への思い入れを次に繋げるチャンスにもなります。

しっかりと状態を整え、専門業者に依頼すれば、納得の金額で手放すことも可能です。

まずは気軽な査定依頼から、次の一歩を踏み出してみましょう。

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お知らせNEWS

2024.12.21

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拝啓 師走の候、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
平素は格別のお引き立てを賜り、心より感謝申し上げます。

さて、誠に勝手ながら、弊社は下記の期間を年末年始休業とさせていただきます。

【休業期間】
2024年12月25日(水)~2025年1月5日(日)

休業期間中にいただきましたお問い合わせにつきましては、1月6日(月)より順次対応させていただきます。お急ぎのご用件がございましたら、休業期間前にご連絡いただけますと幸いです。

本年中のご愛顧に深く感謝申し上げますとともに、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
来年も変わらぬお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。

敬具

2024.06.01

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引き続きご愛願賜りますようお願い申し上げます。