キヤノン EOS 90D カメラ本体について

Canon EOS 90D 高価買取のポイントとは

Canon EOS 90Dは、高画素・高速連写を両立した一眼レフカメラとして人気があります。買取市場でも比較的高値を維持しており、状態が良ければ大きなプラス査定が期待できます。元箱やバッテリー、充電器などの付属品が揃っていると、査定額はさらにアップします。

高精細な描写力で風景撮影に最適

EOS 90Dは、有効約3250万画素というAPS-C機としては非常に高解像度のセンサーを搭載しています。この画素数の多さは、風景撮影において細部まで鮮明に捉えられる点で大きな魅力です。特に、自然の細やかなディテールや建築物のラインをくっきりと表現したい場合にその性能が生きてきます。

また、風景撮影ではライブビューでの撮影も多くなりますが、EOS 90DはデュアルピクセルCMOS AFにより、ライブビュー時のオートフォーカスも非常にスムーズです。三脚を使ってじっくり構図を決めるような場面にも向いています。

ポートレート撮影でも実力を発揮

APS-Cセンサーでありながら高画素を備えているため、ポートレートでも肌の質感や髪の毛の繊細な描写に優れています。背景をぼかしたボケ味も自然で、EFレンズとの組み合わせで様々な表現が可能です。

また、瞳AFに対応しているので、人物の目にしっかりとピントを合わせることができます。これは特に動きのあるポートレートや屋外での自然な撮影時に効果を発揮します。

動画撮影にも強い一眼レフ

EOS 90Dは一眼レフでありながら、4K30pの動画撮影に対応しています。クロップなしで4K撮影が可能なため、広角レンズを使ったダイナミックな映像も撮ることができます。

動画撮影時のAF追従も安定しており、動きのある被写体にも対応しやすくなっています。YouTubeやVlogの撮影にも使える汎用性の高さは、近年のニーズにもマッチしています。

一眼レフならではの操作性と堅牢性

EOS 90Dは光学ファインダーを搭載しており、動く被写体に対してタイムラグのない撮影が可能です。スポーツ撮影や野鳥撮影など、スピードが求められるシーンではこの点が特に有利です。

ボディの造りもしっかりしており、防塵・防滴性能も備えているため、屋外でのハードな使用にも耐える仕様となっています。ボタン類も多く、マニュアル操作を駆使した撮影にも適しています。

メリットとデメリット

■メリット

• ・3250万画素の高解像度により、トリミング耐性が高いです
• ・一眼レフでありながら4K動画が撮影可能です
• ・デュアルピクセルCMOS AFでライブビュー撮影が快適です
• ・操作性が良く、直感的な設定変更がしやすいです

■デメリット

• ・高画素ゆえにデータ容量が大きく、ストレージの確保が必要です
• ・高感度性能はフルサイズ機に比べてやや劣ります
• ・一眼レフのため、ミラーレスに比べると本体が重く大きいです
• ・動画撮影時の連続記録時間が30分に制限されている点があります

買取価格が高くなる条件

外観にキズや使用感が少ないこと、動作に問題がないことが査定において重要です。シャッター回数もチェックされるポイントで、少ないほど高評価になります。また、防湿庫で保管していたなど、丁寧に使用していたことが分かるエピソードがあると、買取店で好印象を与えることができます。

査定前に確認しておきたいこと

本体のクリーニングや、液晶保護フィルムの貼り替え、簡易動作確認はしておくと良いでしょう。付属品を揃えることはもちろん、購入時のレシートや保証書が残っていれば、信頼性が高まり査定にプラスになる場合があります。

現在の中古市場におけるEOS 90Dの価値

EOS 90Dは、現在でもアクティブな写真愛好家に支持されており、特に中級者から上級者向けのカメラとして人気です。中古市場では状態により価格に差がありますが、日本では5万円～9万円前後が目安です。海外市場でも需要が高く、安定した相場を保っています。

売却時の注意点とおすすめの方法

フリマアプリよりも専門のカメラ買取業者のほうが、適正な価格を提示されやすい傾向があります。複数の店舗で査定を取ることで、最も高い価格で売却することが可能になります。オンライン査定を利用すれば、手軽に比較検討ができて便利です。