金管楽器

ブージー&ホークス トロンボーン

BOOSEY&HAWKES

ブージー&ホークス トロンボーンについて

Boosey & Hawkes のトロンボーンの歴史と背景


Boosey & Hawkes は、1930年に創業された英国の音楽出版社ですが、それ以前より Boosey & Company(1760年代~)と Hawkes & Son(1865年~)が風雅な楽器製造にも関わっており、合併後もトロンボーンを含む金管楽器の製造が続けられていました。

 

以降、英国らしい伝統と品質を背景に、トロンボーンの開発と製造にも注力してきました。

 

 

主なモデルの特徴


  • Imperial(インペリアル)モデル
    戦前後に人気を博した中〜太ボアタイプで、豊かでまとまりのある音色と滑らかなスライド操作性が評価されました。イギリスのブラスバンドやオーケストラで広く用いられていたことが知られています。
  • Sovereign(ソブリン)モデル
    1971年に発売されたモデルで、アメリカの名機 Conn “8H” に近いスペックを持ち、張りのある太い音色を特徴とします。ロンドンの名トロンボーン奏者 Denis Wick 氏とも協力して開発されたモデルです。
  • Betty(ベティ)モデル
    1932年には「Betty」と呼ばれるバス・トロンボーンを発表。D管バルブと長いチューニングスライドを備え、低音域の演奏性を大幅に向上させた工夫が見られます。

 

 

製造と流通の変遷


Boosey & Hawkes はかつて英国の Edgware 工場などで楽器を製造していましたが、1970年代以降は楽器部門の統合・縮小が進み、2001年には工場を閉鎖し、楽器事業は他ブランドに継承・移行していきました。

 

そのため、当時の Boosey & Hawkes 製トロンボーンは希少性があり、ヴィンテージ市場でも注目されています。

 

 

演奏スタイルと音響的評価


イギリスの伝統的なブラスバンド楽器として、Boosey & Hawkes のトロンボーンは“peashooter”と呼ばれることもありましたが(細身の管体による明るい音色の愛称)、演奏スタイルや音響の変化に応じて、Imperial や Sovereign のような豊かで太い音を届けるモデルへ進化しました 。

 

また、LSO(ロンドン交響楽団)では Imperial モデル(.500 インチ弱)から、後により大きなアメリカ製の .547 インチ(テンポ)などへ移行する動きもありました 。

 

 

日本のユーザーへの目安


Boosey & Hawkes のトロンボーンは今では製造されていませんが、ヴィンテージとして価値が高く、特に Imperial や Sovereign モデルは演奏面でも音色面でも評価が高いです。国内の中古楽器市場では、程度やモデルによっては価格も幅がありますが、英国らしい色彩ある音を求める演奏家には魅力的です。

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2024.12.21

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敬具

2024.06.01

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