ベルカントについて

Bel Canto ベルカントを買取り中

当店の宅配買取ではトランペットの買取をしています。

長い間使ってきたトランペットの場合、経年劣化など、どうしても古さを隠しきれないことがあります。

そのため、古すぎて買取してもらえるのかどうか不安に思われる方もいることでしょう。

しかし、複数の商品の買取を行うことで、買取価格がさらにアップすることもあります。

そのため、もしも使用していない楽器が複数ある場合にはどのようなものでもまとめてお売りください。

古いものであっても、汚れなどが多少ついていたとしても、本来の音色を楽しめるトランペットなのであれば高価買取いたします。

Bel Canto ベルカントとは

世界的に知名度の高いBel Canto ベルカントのトランペットです。

“ベルカント”は人の名前ではなくブランド名です。

職人のディック・アクライトとトランペット奏者のドク・セヴァリンセンが共同で立ち上げたブランドです。

歴史は比較的新しく、1980年代から1990年代にかけて米国で製作されました。

ベルカントのトランペットの特徴として、豊かな音色があげられます。

音階が広く、2オクターブが主流のトランペットの中でさらに3オクターブをプラスした音階を誇ります。

トランペットの役割として音階が広ければ良いというものではなく、ソリストにといても音階の広さに優越性があるわけではありません。

それでも、一つのトランペットで何役もこなせる音階の広さは一度使えば病みつきになる麻薬のような使いやすさを備えているのです。

そのため、ベルカントのトランペットを支持する世界的なトランペット奏者も少なくなく、その点がベルカントトランペットの優れたところと言えそうです。

トランペット本体を見ると、直線的な美しさが目につきます。

質実剛健といった言葉がピッタリなのですが、それでいてしっかりとした曲線美を備えており、直線と曲線がしっかり融合した、何とも言えないバランスの良さを醸し出しています。

このトランペットなら良い音しか出ない、といった扱う側に安心感を与えてくれる不思議なトランペットでもあります。

それは80年代から90年代にかけて製作された、比較的新しいトランペットでありながら、良い意味で古さがあり、それでいて現代的な音色を出すところで、クラシックファンの心を掴んで離しません。

ベルカントの製造は80年代90年代の活動期間を経て終了しており、その間に作られたトランペットは1300本とされています。

そのため、とんでもない希少性があるのはもちろんなのですが、それでも絶対に手に入らない代物というわけでもなく、トランペットは吹いていくら、といった現実路線に沿った職人冥利に尽きる使い方をされているのも、ベルカントらしいと言えるかもしれません。

希少性が高いため、高価であるのは間違いありませんが、品質の良いブラスを使い、金管楽器の最高峰と言える雰囲気のあるトランペットです。

所有欲を満たすコレクターよりも現場に生きるトランペット奏者に使ってもらいたいトランペットです。

Bel Canto ベルカントの宅配買取

当店の買取は、Bel Canto ベルカントだけではありません。

他にトランペットがあれば査定及び買取をさせていただきます。

宅配買取の場合は、お客様ご自身で梱包し、発送していただきます。

デリケートな楽器であり、アンティークなトランペットであれば、破損しないように丁寧な梱包を心がけるよう、重ねてお願い申し上げます。