鍵盤楽器

ARTURIA アートリアアナログシンセサイザー

ARTURIA

ARTURIA アートリアアナログシンセサイザーについて

アートリアのアナログシンセサイザーを手放す前に知っておきたいこと

アートリアのアナログシンセサイザーは、その独自の音色とデザインで多くのミュージシャンから支持されています。

特に、MiniBruteやMicroFreakなどのモデルは、コンパクトながらも高い音質と機能性を備えており、スタジオやライブでの使用に最適です。

これらのシンセサイザーは、中古市場でも需要が高く、適切な状態であれば高価買取が期待できます。

ARTURIA アナログシンセサイザーの革新と進化の軌跡

アナログシンセサイザーの世界で、フランス・グルノーブルに拠点を置くArturiaは、独自のアプローチで注目を集めています。

1999年、INPG(グルノーブル工科大学)の学生であったフレデリック・ブランとジル・ポメルイユによって設立された同社は、当初ソフトウェアシンセサイザーの開発からスタートしました。

彼らの最初の製品「Storm」は、自宅のコンピュータ上での音楽制作を可能にし、多くのミュージシャンに支持されました。

 

ソフトウェアからハードウェアへの挑戦

2003年、Arturiaは伝説的なシンセサイザー開発者ロバート・モーグ博士と協力し、彼のモジュラーシンセサイザーを忠実に再現した「Modular V」を発表しました。

この製品は、同社のTrue Analog Emulation(TAE)技術を駆使し、アナログ回路の特性をソフトウェアで再現する試みでした。

その後、ArturiaはARP 2600やRoland Jupiter-8、Minimoog、Sequential Circuits Prophet-5など、数々のクラシックシンセサイザーのソフトウェアエミュレーションを開発し、V Collectionとして展開しました。

2009年には、同社初のハードウェアシンセサイザー「Origin」を発表。

これは、過去の名機のモジュールを組み合わせて独自のシンセサイザーを構築できるという、革新的な製品でした。

このように、Arturiaはソフトウェアとハードウェアの融合を追求し続けています。

 

MiniBruteの登場とアナログ回帰の波

2012年、Arturiaは初の完全アナログシンセサイザー「MiniBrute」を発表しました。

これは、25鍵のモノフォニックシンセサイザーで、Steiner-Parkerフィルターを搭載し、独特のサウンドキャラクターを持っていました。

当時、アナログシンセサイザーの新製品は少なく、特に手頃な価格帯のものは希少でした。

MiniBruteは、そのギャップを埋める存在として、多くのミュージシャンに歓迎されました。

この成功を受けて、2013年にはよりコンパクトな「MicroBrute」を発表。

ミニ鍵盤やシーケンサーを搭載し、さらなるユーザー層の拡大に貢献しました。

 

Bruteシリーズの進化と多様化

MiniBruteの成功により、ArturiaはBruteシリーズを拡充していきました。

2016年には、マトリックスパッチング機能を備えた「MatrixBrute」を発表し、モジュラーシンセサイザーのような柔軟な音作りを可能にしました。

2018年には、セミモジュラー構造を持つ「MiniBrute 2」と、パッドとシーケンサーを搭載した「MiniBrute 2S」を発表。

これらは、Eurorackモジュラーシステムとの連携も視野に入れた設計で、より高度な音作りを求めるユーザーに応えました。

さらに、2019年にはデジタルオシレーターとアナログフィルターを組み合わせたハイブリッドシンセサイザー「MicroFreak」を発表。

独特のタッチセンサー式キーボードや多彩な音色生成アルゴリズムを搭載し、新たな表現の可能性を提示しました。

 

PolyBruteと未来への展望

2020年、ArturiaはBruteシリーズの集大成とも言える「PolyBrute」を発表しました。

これは、6ボイスのポリフォニックアナログシンセサイザーで、モーフィング機能や3次元タッチパッド「Morphée」を搭載し、従来のシンセサイザーにはない表現力を実現しました。

2024年には、さらに進化した「PolyBrute 12」を発表し、12ボイスのポリフォニック機能を備え、より豊かな音作りが可能となりました。

Arturiaのシンセサイザーは、アナログとデジタルの融合、ソフトウェアとハードウェアの統合、そしてユーザーの創造性を刺激する設計思想により、多くのミュージシャンから支持を受けています。

今後も、彼らの革新的な製品展開に注目が集まることでしょう。

MiniBruteは、アートリア初のアナログハードウェアシンセサイザーとして登場し、シンプルながらも多彩な音作りが可能です。

一方、MicroFreakは、デジタルオシレーターとアナログフィルターを組み合わせたハイブリッドシンセサイザーで、ユニークな音色と操作性が特徴です。

これらのモデルは、初心者からプロフェッショナルまで幅広いユーザーに愛用されています。

買取を検討する際には、シンセサイザーの状態や付属品の有無が査定額に大きく影響します。

特に、オリジナルの箱やマニュアル、電源アダプターなどが揃っていると、より高い評価を受ける可能性があります。

また、定期的なメンテナンスや清掃を行っている場合も、査定額にプラスの影響を与えるでしょう。

当店では、アートリアのアナログシンセサイザーの買取を強化しております。

無料査定を実施しており、専門スタッフが丁寧に対応いたします。

お持ちのシンセサイザーの価値を知りたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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お知らせNEWS

2024.12.21

年末年始休業のお知らせ

拝啓 師走の候、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
平素は格別のお引き立てを賜り、心より感謝申し上げます。

さて、誠に勝手ながら、弊社は下記の期間を年末年始休業とさせていただきます。

【休業期間】
2024年12月25日(水)~2025年1月5日(日)

休業期間中にいただきましたお問い合わせにつきましては、1月6日(月)より順次対応させていただきます。お急ぎのご用件がございましたら、休業期間前にご連絡いただけますと幸いです。

本年中のご愛顧に深く感謝申し上げますとともに、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
来年も変わらぬお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。

敬具

2024.06.01

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いつもKiNKaN(キンカン)をご利用頂き、誠にありがとうございます。
誠に勝手ながら2024年6月1日より、営業時間を下記のとおり変更いたします。

 

■変更前10:00~18:00

■変更後 9:00~18:00

 

引き続きご愛願賜りますようお願い申し上げます。