アントン・ブラウンについて

ANTON BRAUN アントン・ブラウンを買取中

当店ではアントン・ブラウンのフルートの買取を強化しています。もしご自宅で使用しなくなったアントン・ブラウンの楽器をお持ちであれば、ぜひ当店にご連絡ください。適切な査定を行い、正確な買取価格を提示いたします。

アントン・ブラウンの楽器は高品質であり、その価値を正確に評価するために細部までしっかりとチェックします。不要な楽器をそのまま保管しておくのはもったいないので、売却を検討されてはいかがでしょうか。

ANTON BRAUN アントン・ブラウンとは

アントン・ブラウンは、フルート製作で名高い歴史あるブランドです。その起源は1896年、オーストリア＝ハンガリー帝国のテメシュヴァール（現在のルーマニア・ティミショアラ）にまで遡ります。創業者のアントン・ブラウン・シニアは、父親と兄からヴァイオリン製作の技術を学び、1867年にセゲドでC.W.リヒターが設立した工房で修行を積みました。

アントン・ブラウン・シニアが1928年に亡くなると、息子のアントン・ミハエル・ブラウン（1911-1978）が事業を引き継ぎ、1958年からフルート製作に専念しました。1973年に彼が引退すると、孫のアントン・ヨハネス・ブラウン（1941-）が事業を継承し、1977年にドイツに移転して現在のフルート工房を設立しました。

アントン・ヨハネス・ブラウンは、28年間の楽器製作の経験と3年間の技術研究の成果を基に、1985年に特許を取得した新しいフルートを開発しました。このフルートは、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団およびフィルハーモニック木管五重奏団のメンバーであるマイケル・ハーゼルとの共同作業によって生まれました。1993年には、フランクフルト市オペラのメンバーであるロルフ・ビッシンガーとマイケル・ハーゼルと協力して、現代的な木製フルートを開発しました。

アントン・ブラウンのフルートは、アフリカ黒檀（グレナディラ）という非常に硬く高密度な木材を使用しています。この木材は、その防水性と卓越した音響特性から、多くのプロフェッショナルな音楽家に愛用されています。アフリカ黒檀は、豊かな音色と優れた演奏性を持ち、長い歴史の中で一貫して高い評価を得ています。

2010年には、アントニア・エヴァ・シモン（旧姓ブラウン）が家業に参加し、父親の技術と経験を受け継ぎました。彼女はピアノ、フルート、声楽の音楽教育を受け、「Fachschule für Musikinstrumentenbau」（楽器製作専門学校）ルートヴィヒスブルク校を卒業後、家族の会社に貢献しています。

アントン・ブラウンの木製フルートは、最高品質の素材を使用し、細部に至るまで細心の注意を払って製作されています。豊かな音色と精密な作りは、多くの音楽家に支持されています。大切な楽器を適正価格でお売りください。

ANTON BRAUN アントン・ブラウンの宅配買取

当店の買取であれば、お客様がお持ちのアントン・ブラウンだけでなく、他の製作者の楽器でも買取させていただきます。デリケートな楽器ですので、破損しないようしっかりと梱包することが大切です。

汚れや傷などがありましても、本来の音色を楽しめるものであれば高価買取いたします。使用しなくなった楽器をお持ちの方は、ぜひ当店の宅配買取サービスをご利用ください。